■2007年06月01日(金)
ニュースより
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軽症者の救急車搬送お断り、東京消防庁が来月から試験運用 5月23日14時34分配信 読売新聞
119番通報の急増に対応するため、東京消防庁は来月1日から、 救急隊員が現場で救急搬送の必要のない患者を選別する 「トリアージ(患者の選択)」制度を全国で初めて試験運用する。 社会の高齢化もあり、搬送の遅れが重大な結果を招くケースが増えていることから、 軽度の患者や救急車をタクシー代わりにしようとする通報者には民間搬送の利用を求める。 これによって年間約5000件の搬送が不要となる見込みで、 同庁は、通報から平均7分30秒かかっている救急車の到着時間の短縮につなげたいとしている。 東京消防庁によると、都内(東久留米市、稲城市、島しょ部を除く)の救急車の出動件数は、 1995年の44万8450件から、2005年には69万9971件に急増。 これに伴い、救急車が到着するまでの平均時間も、 95年の6分18秒から05年には7分30秒と、1分12秒も遅くなった。 最終更新:5月23日14時34分 読売新聞
448450:699971=1.56倍(件数) 378:450=1.19倍(秒数)
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ビックカメラで「AED」発売 小売店で初 5月25日9時27分配信 ITmediaニュース
AEDは健康関連機器売り場で展示・販売する ビックカメラは5月24日、心肺停止状態の人に電気ショックを与えて蘇生させる 自動体外式除細動器(AED)の販売を東京・有楽町店で始めた。 小売店で AEDを販売するのは業界初といい、店頭にも設置した。 販売・設置店舗は順次拡大する予定で、一般の人も手軽に購入できるようにし、 AEDの普及を促す。
AEDは、心臓に電気ショックを与え、再び心臓を正常な状態にする装置。 突然心肺停止状態になった人を救う“命綱”だ。 国内では医師、看護師、救急救命士だけに使用が認められていたが、 2004年7月から一般の人も使えるようになった。 駅やスポーツ施設などの公共施設を中心に設置が進んでおり、 企業の事業所などでも導入の動きが広がっている。
販売するのは、フィリップスエレクトロニクスジャパン製「ハートスタートHS1」(42万8000円)と、 日本光電工業製の「カルジオライフAED-9231」(38万8000円)の2製品。 ハートスタートHS1は、米国では医師の処方せんなしで一般市民の購入が認められている 唯一のAEDといい、世界・国内でトップシェアという。 心臓マッサージの深さ、回数、リズム、人工呼吸の回数やタイミングを音声で案内するほか、 AEDの電極パッドを体に貼る時に邪魔になる衣服を裁断するためのはさみも入っている。 カルジオライフAED-9231も、音声で手順を案内する機能を備えた。 音声が聞き取りにくい状況でも使えるようディスプレイでも手順を表示する。 ふたを開けると自動で電源が入る仕組みで、誰でも簡単に使えるよう操作ボタンは1つだけにした。 有楽町店では、販売するAEDと同型のものを店内にも設置。 同社の塚本智明営業本部長は「日本ではAEDが商業施設に導入され始めたのは最近。 欧米に比べるとまだまだで、一般の方が買えるようにしたいと考えていた。 社員全員にAEDの使い方の指導を行い、万が一の時のために備えたい」と話していた。 同日店頭で開かれたイベントには、漫画「ブラックジャックによろしく」の 心臓外科医のモデルとなった南淵明宏さんも登場。 AEDの一般販売について「ブレイクスルー的な出来事だ。1つの殻を破った」と評価した上で、 国内では、現場にたまたま居合わせた医療従事者がAEDを使用するケースが多いことを挙げ 「一般の人もAEDを使って命を救ってほしい」と呼びかけた。 http://www.itmedia.co.jp/news/ 最終更新:5月25日14時34分 ITmediaニュース | | |