■2015年07月25日(土)
第81回
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今回は聴覚障害者の方への救命講習です。 以前、2006年5月14日(日)と2007年4月15日(日)の2回指導させていただいています。 ただ今回はガイドラインが以前と変わっています。 そして以前の日記帳にこんな事が書いてありました。 「AEDの練習には、メッセージが読める物を使用した方が良い」 茅ヶ崎市で使用しているトレーナーはFR2ですが、現物と違いメッセージが出ません。 事前にトレーナーの話すメッセージを録音し、名刺サイズにプリントアウトしておこうと思いつきました。 しかし消防指導課の職員の方からメールが・・・。 『モニターのついているAEDトレーナーを4器貸してもらえることとなりました』 ありがとうございます!!!
当日は真夏日で着替えもしたかったので早めに会場に到着。 既に受講生の方も少しお見えでした。 準備も順調に進み、打ち合わせ。 119番の要請とAEDの依頼はどうしたら良いか?!?と・・・。 とにかく大声を出して誰か助けを呼ぶ。 その後筆記してでも、伝えるよう統一しました。
以前は手話サークル内での講習でしたが、 今回は手話通訳の方、要約筆記の方といらっしゃいました。 またグループもそれぞれの障害により分かれていました。 私は手話のグループで5名の受講生を担当しました。 どうしても説明に時間がかかるので説明不足も少しありました。 ただ実技の最中に再度テキストを見てもらったりして補いました。 心肺蘇生法は2サイクルを2回でき、回復体位。 時間が足りなくなりそうだったので、普及員研修生にお手伝いお願いしました。 助かりました。ありがとう。
休憩後AEDです。 メッセージがイラストと共に見えるトレーナーです。 ただ受講生から全てのAEDはメッセージが読めるのですか?と聞かれ、 「残念ながら全てではありません」と答えた時は少し落ち込みました。 しかし・・・ 皆さんが出来る事をして下さい! 胸骨圧迫だけでも素晴らしい事です!!! と伝えました。 AEDも何とか皆さんに2回づつ体験して頂きました。
異物除去、止血法共に先ほどの研修生さんにお手伝い願い、順調に終了。 講習中も結構楽しく、ここでは書けない様な事も・・・。
受講生と手話通訳の方、そして研修生さん、ありがとうございました。 また会える日を楽しみにしています。 | | |