戻る
救命講習指導日記

救命講習で指導した記録を日記風に書いていこうと思っています。


■2008年04月06日(日)  第22回
今日は消防団の新入団員研修での普通救命講習会でした。
私も団員なので数日前からワクワクしていました。
しかし、今回の受講生には新入団員さん以外にも団員さんが・・・。
ある分団に多機能型消防車が入り、AEDも装備しているんです。
その該当分団員さんも講習に加わって下さいました。

AEDが配備されているだけあって、皆さん非常に熱心。
普通の受講生からは聞かれない質問も結構して下さいました。
今回それらについてもあまり困る事無く、
答えることが出来たことが一番うれしかったです。

この講習では実際に消防団員が行う、防災訓練とか
消防車での巡回中の事とか、実践形式のシナリオも使用し、
いつもより具体的な場面を想定しての講習としました。

振り返ってみると、今回で新入団員研修も3回目。
これからもより良い講習を目指して行きたいと思いました。

■2008年04月27日(日)  第23回
今日は第4救命の日(※基本的に第4日曜日は本署講堂3階で普通救命講習があります)
ですが・・・今回はいつもとは違う普通救命講習で、英語を母国語とする在日外国人の受講生もいらっしゃったのです。
応急手当の重要性、傷病者発見からの呼称要領、心肺蘇生法の比較表(大人・小児・乳児)の3部を前日までに用意しました。
また、英語が堪能な指導員さんにも連絡し、指導に入っていただくようお願いしておきました。
今回私は3名の受講生の担当でしたが、特に印象的だったのは、AHAの最新の「Hands-Only CPR」の事をご存知の受講生がいらっしゃったのです。
彼女に聞いたところ、ウェブサイトで知ったのではなく人から聞いたって言っていました。
普段でしたら大人の心肺蘇生法しか教える時間が無いのですが、受講生3名でしたので、小児、乳児も一通り体験していただきました。
誰も周りに居ない時にはまず2分間のCPRもしっかりね。

後半AEDの説明になって、実物のAEDとパッドを見せていた時の事。
小児用パッドにはなんと 乳児/小児用 って書いてある事に、受講生が気付きました。
裏を見ると『0−8歳』って駄目押しの様に印刷されています。
AHAの英語版のテキストを見てみると・・・『乳児には使用しても良い結果があるかどうか分からないので推奨はしない』という様な事が書かれていました。
でも、茅ヶ崎(と言うより日本全国)では1歳以上8歳未満は小児用パッドを出来る限り使用し、1歳未満は使用不可が原則ですね。

普段英語なんて使わないのですが、困ったときには日本語で話し(笑)なんとか終わった講習会でした。
あ、頭から煙が・・・(笑)

過去ログ 2006年03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 11月 12月 
2007年01月 02月 03月 04月 06月 07月 09月 10月 
2008年01月 02月 03月 04月 05月 06月 08月 10月 11月 12月 
2009年01月 02月 03月 04月 05月 06月 07月 08月 09月 10月 11月 12月 
2010年01月 02月 04月 05月 07月 09月 10月 11月 
2011年04月 05月 07月 10月 
2012年01月 02月 03月 04月 05月 07月 09月 10月 11月 
2013年02月 03月 04月 05月 06月 10月 
2014年02月 04月 05月 06月 
2015年02月 04月 06月 07月 10月 
2016年03月 04月 05月 06月 07月 10月 11月 
2017年02月 03月 04月 
2018年02月 04月 07月 
2019年04月 06月 07月 08月 10月 

一覧 / 検索